2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

AZUMI

2021年3月19日(金) 石巻 La Strada 配信 AZUMI 深夜2時のお墓参りのMCを聴いて、「トリちゃんの夢」を聴いたら、豊島与志雄さんの「どぶろく幻想」を思い出した。 読み返したら、女中さんの名前が「つねちゃん」だった。 小説の最初に出てくる、線路の輻輳…

AZUMI

2021年3月22日(月) 米沢 LIVE-ARB 配信 AZUMI 齢を考えて酒を飲め! 「お父さん、お久しぶり♡」と思ったら、ご立腹。 せっかく米沢にいらしたのだから、「最上川舟歌」の一節を歌って欲しかった。 看護師さんが告げた、その病。 シド・バレットと同じ、あ…

『厳寒の町』

『厳寒の町』 アーナルデュル・インドリダソン 訳・柳沢由美子 創元推理文庫 救いが無い。 マリオンは男性だと思って、読んできた。 エーレンデュルが、自分もマリオンのような老後を迎えるのかと悲観していたから。 マリオンが女性だったら、自分を、マリオ…

『声』

『声』 アーナルデュル・インドリダソン 訳・柳沢由美子 創元推理文庫 「 …… 弟ではなくおれが生還したことに罪悪感を感じてきた。あれ以来、おれは責任を引き受けることを避けてきたという気がする。おれは両親に無視されたというわけではなかったかもしれ…

『緑衣の女』

『緑衣の女』 アーナルデュル・インドリダソン 訳・柳沢由美子 創元推理文庫 エヴァは、どんなやつか見たくて、父親を探し出した。 母親は、父親は「あわれな卑怯者」だと、エヴァと弟に言い続けていた。 そして、エヴァと弟は、その父親にそっくりだとも。 …

『湿地』

『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン 訳・柳沢由美子 創元推理文庫 エヴァは、何故、父親であるエーレンデュルを訪ねようと思ったのだろう。 あの彼が父親に電話したのは、声を聞くためだった。 でも会いに行った時は、怒りをぶつけ、裁く決心になって…