2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「あずみの森 21」

「あずみの森 21」 特集「目で聴くアズミ」 AZUMI NEWS 2009年1月号 2008年12月21日 立道屋でのライブ この約11ヶ月後、私の人生に、AZUMIさんのライブが登場する。 遅くなって会えたのか 会うべき時に会えたのか 遅かったかもしれないけれど、会えてよかっ…

『鳥の詩 死の島からの生還』

『鳥の詩 死の島からの生還』 三橋國民 角川ソフィア文庫 平成17年 昭和16年、21歳の時に応召、ニューギニアに派遣。 分隊員40人の中で、生き残った2人のうちの1人。 昭和21年生還。 三橋さんは、沢山の死に立ち会った。 その死に対して、解説にも書いてあっ…

AZUMI

2022年8月19日(土) 池袋 バレルハウス AZUMI 4日前のライブは、じっくり浸る感じ。 今日は、激しい。 そんな激しい一部の途中、橋の下がよぎる。 橋の下のライブは、きっと激しい系だよねと。 休憩時間に、行けないことはないと思い始める。 終了後、キ…

『春泥尼抄』

『春泥尼抄』 今東光 新潮文庫 発端は、河内音頭の盆踊りの夜。 火花のような一瞬のパッションが、教師と児童(!)の間に散った。 先生は、教師を辞め、夢を追って東京の大学に入った。 児童は、口減らしのために尼僧になった。 そして数年後に、再会する。…

AZUMI

2022年8月15日 鶴間 菩南座 AZUMI イグアナが出てきそうな温度と湿度。 そして、マスク。 暑すぎて、「何も考えない」ではなくて、もう「何も考えられない」。 AZUMIさんのファンになったばかりの頃、菩南座の「ホワイトソング」と「クレイジーラブ」の動画…

『ポリス・アット・ザ・ステーション』

『ポリス・アット・ザ・ステーション』 エイドリアン・マッキンティ 訳 武藤陽生 ハヤカワ・ミステリ文庫 「解説」を読んでいて気が付いた。 「解説」では、歴代ヒロインが紹介されている。 2作目『サイレンズ・イン・ザ・ストリート』のヒロインの名は、エ…

『小説河内風土記 巻之六』

『小説河内風土記 巻之六』 今東光 図書館には、『巻之六』が無い。 古本で探したけれど、『小説河内風土記』自体が無い。 『巻之六』の各作品のタイトルを見ると、面白そう…。 『う』 『鼬』 『隠沼』 『尼僧の子』 『寝腐れ髪』 『しゃも寺』 『浮世の子』…

『小説河内風土記 巻之五』

『小説河内風土記 巻之五』 今東光 『仏心』 どうしても最後に内海桂子師匠の説経が聞こえてくる、尼僧もの。 『毛蟹』 毛蟹に関しては、『お色気大賞』。 さこみちよさんの「ウハハハハハ」という、豪快な笑い声を思い出す。 でも、状況は辛い。 『裸蟲』 …

『小説河内風土記 巻之四』

『小説河内風土記 巻之四』 今東光 『尼講』 またもや内海桂子師匠のお説教を思い出した。 けれど、バカボンのパパの「これでいいのだ」なのかもしれない。 『月下の河内野』 これまで浅吉だったけれど、巻之四で、朝吉になった。 『悪名』の朝吉と違って、…

遠藤ミチロウ

2022年8月4日(木) 早朝の夢の中 遠藤ミチロウ お店で、イベントのお手伝い。 客席を整えていると、後ろで、ミチロウさんのリハが始まった。 『1999』。 歌う声が、とても生々しかった。 なんでか硬直してしまって、振り返ることができなかった。 何度か…

『小説河内風土記 巻之三』

『小説河内風土記 巻之三』 今東光 巻之三は、色欲回。 『おんば』 流行り病で両親を亡くした、20歳と17歳の姉妹の話し。 二人は、結婚することなく、妊娠→出産→乳母を幾度か繰り返す。 子供たちは、一人を残して養子に出す。 不幸な話しなのだけれど…。 物…