AZUMI

2023年5月27日(土)野毛 喫茶みなとAZUMI 「古いレコード」って、こんな盛り上がる?って、可笑しかった。 久しぶりの、「りゅういち」、「just like a boy」。時の経過が、切ない。もっと歳を取ると、儚さを感じるのかもしれない。 初めて聴いたと思う歌、…

AZUMI

2023年5月22日(月)入谷 なってるハウスAZUMI もっとずっと聴いていたかった。 インストの割合が多かったからかも。大仏ビートシリーズがインストが多いから、慣れていて心地よい。 初めて(多分)聴く、メロディ、言葉があった。捉えられない自分には、風…

良元優作+バンド、夜久一

2023年5月19日(金)代官山 晴れたら空に豆まいて良元優作 + 服部将典、みしませうこ、大野慎矢夜久一 合奏、いいなぁ。 「ペンノレ」の前奏、気持ち良かった。 バグパイプの音は、陽気で、うるさいイメージだった。そうではなかった。暗さや不気味さを醸す…

夜久一&横山知輝

2023年5月13日(土)郡山 OLD SHEP夜久一&横山知輝 夜久さんの熱い部分が、横山さんのベースによって、もっと熱くなる感じ。 夜久さんのギターの弦が切れる音、初めて聞いた。 お二人のライブ、また聴きたい。 福島弁、赤羽のキャッチの言葉。そして、もう…

陸奥国一宮神社

八槻都々古別神社(やつきつつこわけ) 随神門の天井。 この狛犬は、小松利平という石工が彫ったものとも言われているそう。実際は、不明。 小松利平は、1804年に、高遠(長野県伊那市)に生まれた。石工として出稼ぎに出て、福島県に居ついた。これは、脱藩…

『ルポ西成』

『ルポ西成』國友公司彩図社 2018年(文庫は2020年) 「もう疲れたやろ?」 これは、ヒットマンが、(主に)西成の路上で、ターゲットに掛ける言葉。ヒットマンは、貧困ビジネス業者。ターゲットに声を掛け、生活保護申請に手を貸す。 「もう疲れたやろ」に…

『ルポ路上生活』

『ルポ路上生活』國友公司KADOKAWA 2021年 山谷の炊き出しに参加した時のことを、思い出した。 特に一人の青年のこと。 ボランティアだと思っていたら、路上生活をしているのだった。 そうと知って、とても驚いた。見た目は、確実に、誰からも違和感を覚えら…

『ルポ 歌舞伎町』

『ルポ 歌舞伎町』國友公司彩図社 2023年 「東横キッズ」のいる場所って、渋谷だと思っていた。 「東横」と言えば、思い浮かぶのは「東横線」、「東急百貨店東横店」、「東横のれん街」だし。…無くなっちゃったのもあるけれど。 それに、新宿に、「キッズ」…

『炎の爪痕』

『炎の爪痕』アン・クリーヴス玉木亨 訳創元推理文庫 家庭内で暴力にさらされた子供。子供に無関心な親に育てられた子供は、自分で、自分と兄弟を守らねばならない。自己愛の強い母親の面倒を、捨てきることができない子供。 そういった子供たちが出てくる。…

AZUMI

2023年4月13日(木)北浦和 ちどりAZUMI なんでか、とても大阪を感じた。「dirty old town」に、頭の中で、「夢見るベランダ」がくっついていった。 とても「大阪」を感じたのだけれど、その「大阪」が何なのか、分からない。 不思議な、面白い感覚だった。 …

AZUMI、横山知輝

2023年4月5日(水)浅草 BARデンキューAZUMI、横山知輝 舞台の蹴込みにグルッとLEDライトが点いた時、「スポットライトと水たまり」を聴きたいと思った。AZUMIさん、歌った。 嬉しい。 先日、夜久さんが「父のワルツ」を歌った。一昨日、AZUMIさんも歌った。…

AZUMI

023年4月3日(月)池袋 バレルハウスAZUMI 最後、「魔法のドラゴン」。西村ツチカさんの絵が思い浮かんだ。西村さんが「魔法のドラゴン」を絵にしたら、どんな感じだろう。どんなドラゴンだろう。ラストの解釈は、どんな? 「何も考えない」。アコギの空気の…

『葬送の庭』

『葬送の庭』タナ・フレンチ安藤由紀子 訳集英社文庫 父親は、誰がやったのか分かったのだろう。だから、フランクに、今すぐに家を出て二度と来るなと言った。母親を、これ以上悲しませないため。 でも本心は、自分の介護をする人がいなくなるからであるよう…

良元優作、夜久一

2023年3月23日(木)新宿2丁目 ラバンテリア良元優作、夜久一 二人で常吉さんの曲…、「疫病の神」だったかな。から始まった。 前半は夜久さんで、2曲目に「約束」を歌った。終わった時、隣で聴いていた優作さんが、「ある人のことを思い出した」と言った。「…

『道化の森』

『道化の森』タナ・フレンチ安藤由紀子 訳集英社文庫 登場人物一覧に、『悪意の森』の主人公ロブの名があったので、読んだ。でも、出てきたのは、ほんの一瞬だった。 『道化の館』の主人公は、『悪意の森』でロブの相棒だったキャシー。今回、ロブの出番は一…

夜久一

2023年3月15日(水)亀有 KIDBOX夜久一 夜久さん体験は、ライブが最初だった。2015年の高山パラダイス。のろしレコードは、3人とも良かった。夜久さんの歌はストレートな感じがした、記憶。ソロアルバムを聴いて、歌詞が素敵だと思った。それから、歌う声が…

『悪意の森』

『悪意の森』タナ・フレンチ安藤由紀子 訳集英社文庫 寒々とした終わりが、堪らない。 読み始めてしばらくして、最後まで読むのは無理かもと思った。 主人公の一人称語りが五月蠅い。主人公とキャシーの関係が少し気持ち悪い。 でも二人の関係の中にサムが入…

『捜索者』

『捜索者』タナ・フレンチ北野寿美枝 訳ハヤカワ文庫 死因が嘘だったら、カルは、道徳的規範に基づいた行動をしただろう。穴に携帯を落とし、警察に通報し、行政に委ねる。そして、アメリカへ帰る。 カルはトレイに、エチケット、マナー、道徳を教えようとし…

「The beginning of the end」

2023年3月5日(日)新宿2丁目 ラバンテリア「The beginning of the end」永山愛樹、バラッドショット、男身燻(DJ) マスクを外して、ビール瓶掲げて、乾杯したかった。永山さんの乾杯。バラッドショットの、ミチロウさんの乾杯。 色んな「dirty old town」…

『沈黙の果て』

『沈黙の果て』シャルロッテ・リンク浅井晶子 訳創元文庫 ティムは、診断を誤っていたことになる。 ジェラルディンの今後だけが、曖昧のまま終わる。とりあえずは、フィリップの予想通りになるのだろうか。その後はどうなるのだろう。2人の関係が良い方に行…

『姉妹の家』

『姉妹の家』シャルロッテ・リンク園田みどり 訳集英社文庫 昼メロみたいだった。 解説に、ドイツで2時間ドラマ化されたとあった。2時間では無理だろう。昼メロだったら、毎回、盛り上がりそう。視聴者は、自分の中にある憎しみや妬みを、昇華させる。 優し…

遠藤ミチロウ

2023年2月17日(金)我が家遠藤ミチロウ ミチロウさんが家に来てライブをする夢を見た。 目覚めて、寝室の窓を開けたら、野良猫が土を掻いていた。 最近、猫の排泄に困っている。それで、日曜日に、猫除けの粒剤を撒いた。まさにそこを、掻いていた。 雨戸を…

しゃぼん玉感謝祭

2023年1月25日(水)京都 磔磔しゃぼん玉感謝祭 横山さんの歌う「父のワルツ」、いいな。コントラバスとワルツを踊ったらどうだろう。 関西は、雪。関東も冷え込んだ。「思ひで」は、夏のイメージが強い。春と秋を感じる時もあるけれど、冬はない。夜久さん…

『裏切り』

『裏切り』シャルロッテ・リンク浅井晶子 訳創元推理文庫 主人公の女刑事ケイトは、『失踪者』のエレイン的な部分がある。 女性として、魅力的では無い。人間としても、魅力が無い。自分に自信が無い。 でも、ケイトの「ふいに悟った」のところを読んで、2人…

AZUMI

2023年1月11日(水)入谷 なってるハウスAZUMI 最後の歌、「パフ」。 AZUMIさんがおじいちゃんで、孫に聞かせているみたいだった。 ライブの前、入谷へGO!と会社を出た直後、おばあちゃまを病院までエスコートすることとなった。一人では交差点を渡り切れな…

『失踪者』

『失踪者』シャルロッテ・リンク浅井晶子 訳創元推理文庫 真相が明らかになって終わったけれど…。それが真実かどうかは、分からない。 彼女の死に関わったのは、彼。これは、事実なのだろう。でも、彼女が死に至るまでのことは、「嘘」かもしれない。 主人公…

鷗町公園から

2022年12月30日(金)鴎町公園、藤井寺、あびこ観音 折口信夫の生家は、鷗町公園になっている。ここで、両親は医者と薬屋をやっていた。 桜の頃、きれいそう。 安良は、飛鳥坐神社に行った同じ夏に、家から葛井(ふじい)寺まで歩いた。検索すると、3時間17…

AZUMI

2022年12月29日(木)心斎橋 bar SophiaAZUMI 長堀線の車中で、ライブの時間を再確認しようとAZUMIさんのtwitterを見て、驚愕。 2時間ほど前に思ったことの一つが、解決。そこには、石切駅すぐの大阪平野の夕焼けの写真があった。 黄金色✨ そしてライブの後…

大和郡山と近鉄奈良線

2022年12月29日(木)大和郡山 今東光の『河内風土記』の「裸蟲」で、朝吉どんが身を潜めたのが、大和郡山。そこにあった洞泉寺遊郭の一人の遊女と馴染みになる。 「裸蟲」は、ちょっと「悪名」と似ている。松島遊郭が洞泉寺遊郭になって、やくざの抗争が相…

飛鳥坐神社

2022年12月29日(木)明日香村 飛鳥坐神社 折口信夫が、自身の同性愛の芽生えを書いた「口ぶえ」。 13歳の時、折口信夫は、初めて一人旅をする。最初に訪れたのが、飛鳥坐(あすかにいます)神社。 大和國高市郡飛鳥、古い國、古い里、そこに二千年の歴史を…