夜久一

2020年7月7日(火)

大久保 ひかりのうま 配信ライブ

夜久一

 

「流れ者」が、ゆっくりゆっくり。

 

「流れ者」は、私の中では、風間一輝さんの『漂泊者(ながれもの)』のテーマ曲。

 

今日は、ゆっくり感のお陰かな、風間さんの『雨だれ』とも繋がった。

 

国分さんがピアノで弾いたの、「流れ者」でもいい感じじゃない?

人差し指一本の雨だれ弾きが、どんな複雑な「流れ者」に変わるんだろうか。

 

『雨だれ』の中で、風間さんは、ライブの空気感を描写している。

…恋しい。

 

「流れ者」では、どこの国境を越える設定なのだろう。

アルジェリアからモロッコだといいな。

 

夜久さん、最近、気付かされたそう。

「自分のやりたいことは、ちゃんとやらないといけない」と。

 

それは、今は、新しいCDを作ることなのだそう。

なんだか、凝りそうだぞ。

 

楽しみ。

通販でも購入できますように。

 

そして、「気付いた」ではなくて、「気付かされた」と言うところが好き。

 

夜久さんの頭を見ていたら、中原中也の詩、「頭を、ボーズにしてやろう」が浮かんだ。

その後、「囚人刈りにしてやろう」と続く。

 

でも今は、「子宮良太刈りにしてやろう」だな。

 

ライブ前後と休憩時間に、壁に映画が映っていた。

 

横縞のTシャツを着た男性が、ドニ・ラヴァンによく似ていた。

 

サイレント映画のようだったから、本人とは思わなかった。

こんなに似ている人がいたなんて、と思っていた。

 

でも、映画終わりのクレジットに、「Denis Lavant」ってあった。

ご本人だった。

 

1999年に公開された『Tuvalu』という映画。