久下惠生

2022年4月27日(水)

上野 水上音楽堂

久下惠生

 

とてもとても、気持ちよかった。

 

音を聴いているのではなくて、空気が音であるような。

 

気温も、半袖でいられる暖かさ。

そして、時々、風がうなじを撫ぜる。

 

昨日のライブでAZUMIさんが喋るまで、このライブのことは知らなかった。

体験できて良かった。

AZUMIさん、ありがとう。

 

ただ惜しむらくは、道に迷って15分遅刻したこと。

 

ドラムセットと久下さんの右側の床に、赤い長い綱? 縄? みたいなものがあった。

 

あれは、何だったのだろう。

 

想像するに、久下さんが引きずって、ステージに出てきた。

そして、振り上げて、床を叩きつけて、音を出した。

 

…かな?

 

広いステージの真ん中に、ドラムセット一つと、一人の漢。

潔く、かっこよかった。

 

帰り、アメ横の高架下を歩いていた時、電車が通った。

ライブの続きのようだった。