『小説河内風土記 巻之五』

『小説河内風土記 巻之五』

今東光

 

『仏心』

どうしても最後に内海桂子師匠の説経が聞こえてくる、尼僧もの。

 

 

『毛蟹』

毛蟹に関しては、『お色気大賞』。

さこみちよさんの「ウハハハハハ」という、豪快な笑い声を思い出す。

 

でも、状況は辛い。

 

 

『裸蟲』

河内の男性は、大阪の遊郭よりも、奈良に行くことが多かったそう。

郡山の、洞泉寺と岡町。

 

ネットで見てみた。

当時の建物は、洞泉寺の方は文化財として保存されているようだけれど、岡町の方は壊れていくままのよう。

 

昔、若い頃にヤンチャをしていたという人から聞いたことがある。

喧嘩は、頭突きで先手必勝みたいなこと。

その時は、頭突きってかっこ悪い…と思った。

でも、朝吉が、まさに頭突きで先手必勝。

頭突きって、すごい威力なんだな。

朝吉は、相撲で鍛えているから、それは凄まじい破壊力なのだろう。