橋の下世界音楽祭 2
土曜日はドロドロの地面に怖気づいて、離れたところから、ほぼ音だけ楽しんだ獅子舞。
日曜日は、最前列で見た。
お尻狙いだったので、正面ではなく、後方から。
韓国、沖縄、中国、インドネシアと楽しんだ後、最後、4頭(?)の獅子が勢ぞろいした。
韓国の獅子は茶目っ気があって、右隣の中国の獅子にちょっかいを出して、かわいい。
最後は、全部の音楽が流れ演奏される中、4頭の獅子が舞った。
(中国は演奏していなかった。遠慮しないで、自分たちのリズムを叩けば、それで絶対に合ったと思う。もったいない)
今回のフェスで、一番感動したのが、この時。
「平和」を感じられた。
韓国の獅子は、とにかくかわいかった。
「僕はすごいんだぞ。エッヘン」って、歩き方をする。
この獅子の昔話とかありそう。
ノリパンの演奏と獅子舞。
韓国の、農村の村祭りを見ているみたいだった。
沖縄の獅子は、韓国の獅子と、ほぼ同じ構造なのだそう。
繋がっているねぇ。
沖縄の獅子は、体は韓国で、顔は日本。
で、動きは、猫。
韓国と沖縄の獅子は、尻尾が動くのがかわいい。
それで、お尻を楽しむべく、後方から見た。
韓国と沖縄の獅子は、動物っぽいのだ。
中国の獅子は、アクロバティック。
人間が、技を極める感じ。
インドネシアの獅子舞は、原始宗教。
獅子の前足が独特な動きをする時と、ガムランが高揚する時が一致する。
この時の感覚が、なんとも言えない。
草原ステージの深川バロンも体験したかったけれど、帰ることにした。
いつか、悪魔と獅子の戦いの舞を見たい。