中之島美術館~寺田町

2023年11月18日(土)

中之島美術館~寺田町

『青年の環』の最初のシーンは、中央公会堂だと思っていた。
でも、違う。
眼下に堂島川が流れていて、向かいに中央電信局がある場所。
中央電信局は、堂島3丁目のNTTの所にあった。
ということは、中之島美術館の隣り、中之島3丁目かな。
そこに、舞踏研究所が公演会を催すような、ホールがあったのか。
そこから、山花正行は、生駒山の航空灯台の灯を見る。
それはどっちの方角なのだろう。

淀屋橋を渡る時、山が望めた。
生駒山だろうか???

橋のたもとに、「かき広」という屋形船を思わせる飲み屋があった。
「かき広」の「かき」は、「牡蠣」だろう。
『大阪の宿』の宿は、土佐堀川に面していた。
土佐堀川の牡蠣船で、お酒を飲むシーンがあった。
その牡蠣船の名残だろうか。

ホテルのある寺田町まで歩いてみた。
御堂筋で銀杏の匂いを嗅いで、左折したり、直進したり。
船場センタービルを少し歩いて、抜けて少し行くと、小さな商店街があった。
「井」の字が付いていたような。
やがて、新宿感のあるところ。
ホストのお店が沢山ある場所があって、やがてごった返しの道頓堀。
そこをさっさと抜けて大きい通りを渡ると、簡体字の看板が目に付く通り。
また広い通りに出ると、右斜め前に、生国魂神社が見えた。
歩き続けて、四天王寺の脇を通って、天王寺駅を目指した。
途中どうしてもお手洗いを使用したく、カフェへ。
休んだら、もう歩くのが嫌になったので、一駅電車に乗って寺田町へ。
よく見ると、ホテルの住所が、「大道」で笑った。

『青年の環』の大道家は、阿倍野駅からバスで20分の所に住んでいる。
どこだろう?
そこに引っ越す前は、諏訪ノ森に住んでいた。