『横断する日 ポエトリーセッション』

2023年11月18日(土)
西成 難波屋
『横断する日 ポエトリーセッション』

 

2部の、今野和代さんの詩の朗読、「兎我野町」。
その前が演奏+朗読だったか、演奏だけだったか覚えていないけど、「兎我野町」に切れ目なく続いていった。
繋いだのが、「summertime」。
演奏と。ギターのSNAKE秀島さんが小さな声で「summertime」を口ずさむ中、朗読が始まった。
…という記憶。
すごくいい感じだった。
1部で、やっぱり詩は分からないと思っていた。
でも、「兎我野町」は、ふっと、いくつかの言葉がキャッチできた。
「兎我野町」の中で、さっきまでの「summertime」が、常吉さんの「サマータイム」に繋がった。
原曲の歌詞は知らない。
常吉さんの「サマータイム」は、お父さんとお母さんが出てくる。
「兎我野町」に出てくるのは、シングルマザー。
子を守る親と、放棄し虐待するしかできない親。


デカルコ・マリイさんの存在感、素敵だった。
ダンスで表現するという感じは受けなかった。
そういう存在が、そういう風にそこで生きているみたいな。
妖怪とか精霊みたい。


中島直樹さんのコントラバスを体験できる!と、この日に芹沢芦雪展に行くことに決めた。
でも、道に迷った焦りを引き摺ったままで、新しい難波屋さんは初めてで勝手が分からず、人も沢山いて、緊張が解けなくて、浸れなかった。
それでも、法竹(ほっちく)の音とゴントラバスの音の組み合わせは、心地よかったな。
再挑戦しよう。


道を教えてくれたタコ焼き屋さん、ありがとうございます。