『ロンドン・ブールヴァード』
『ロンドン・ブールヴァード』
ケン・ブルーエン(今回から、ウがエに変わった)
鈴木 恵 訳
この作品は、映画化されている。
観たことはないけれど、どうやら、カッコイイ話しになっているよう。
原作は、悪趣味で、グロテスク。
ロンドンが舞台で、主人公もイギリス人。
でも、アイルランド人も二人出てくる。
ケン・ブルーエンは、英語教師として、世界各国(日本も)へ行った。
その結果、世界で一番魅力的なのはアイルランドの女性!という結果になったのかな。
探偵ジャック・テイラーものと同じようなシーンがある。
ホームレスが暴力を受けて、亡くなる。
主人公は、そのホームレスの足を暖めようとする。
そのホームレスには、モデルがいるのだろうか。
この作者のアイルランドもの、全部、翻訳されないかなぁ。
一文が短いし簡潔だから、自分でも読めるんではないかと思ったけど、普段、英語の原書でミステリーを読む人でも難しいらしい。