「あずみの森 2」

「あずみの森 2」
AZUMI、十三RAINCOAT

 

AZUMIさんのライブを味見したら、きっと、旨味が濃い。

今日は、アコギ、バンジョー、エレキ。

前回の続きだと思っていた。
違った。
室内の装飾が変わっていて、AZUMIさんの服も変わっていた。

AZUMIさんの弾くバンジョーのイメージは、「寄る辺ない」だった。
『Banjo Songs』の頃。
でも、今は、違う。
力強い。
バンジョーが違うのかな。

「レイニーナイトイン町田」。

「笑って逃げてく美人局」が、好き。
動きが出る。
怪しい絵が、浮かんでくる。

丸太の電柱の、傘付き街灯がともす、昭和30年代頃の夜の感じかな。

ただ、状況が分からない。

「よくも俺の女に手を出したな!」とお金をせしめて、面倒にならないうちに逃げる。
そんな状態かな。

「笑って」は、かなりの金額を手にできたってことか。

女は、男とは別に逃げるのだろうか。

この歌、山松ゆうきちさんの、『くそばばの詩』を思い出す。

最後の、エレキのインストが、渋い。
こういうの、苦み走ったというのかな。

「漢(おとこ)」とは違う、かっこよさ。

いつか、「枯れ」を感じる時もくるのか。

このエレキのインスト、聴けて幸せ。
銀行振込を提案して下さった方に、感謝。