2022-01-01から1年間の記事一覧

久下惠生

2022年4月27日(水) 上野 水上音楽堂 久下惠生 とてもとても、気持ちよかった。 音を聴いているのではなくて、空気が音であるような。 気温も、半袖でいられる暖かさ。 そして、時々、風がうなじを撫ぜる。 昨日のライブでAZUMIさんが喋るまで、このライブ…

AZUMI

2022年4月26日(火) 入谷 なってるハウス AZUMI ギターが鳴っている。 嬉しい、久しぶりの生ライブ。 「see you in my dream」の、「おれのバターが溶けていく」。 コロナ禍が始まったころ、AZUMIさんの夢を見た。 商店街にある練り物屋さんで、レンコンと…

『レイン・ドッグス』

『レイン・ドッグス』 エイドリアン・マッキンティ 武藤 陽生 訳 早川文庫 ダフィ、おめでとう! これは、チャンスだよ。 納屋の中にあるアレは断捨離するのだ。 前作で、ケイトも心配していたよ。 でも、ダフィの孤独タイムが好きだったので、ちょっと寂し…

『ロンドン・ブールヴァード』

『ロンドン・ブールヴァード』 ケン・ブルーエン(今回から、ウがエに変わった) 鈴木 恵 訳 新潮文庫 この作品は、映画化されている。 観たことはないけれど、どうやら、カッコイイ話しになっているよう。 原作は、悪趣味で、グロテスク。 ロンドンが舞台で、…

「あずみの森19 特典映像」

「あずみの森19 特典映像」 2曲目で、突然、思い出した。 高校生のヤスムロさんとAZUMIさん、ヘルスセンターで演奏していた…って、何か聞いたことがあるぞ。 でも、オチが思い出せない。 ヘルスセンターでは、こういう男伊達みたいな歌を演奏していたのかな…

「あずみの森 19」

「あずみの森 19」 2022年2月24日(木)収録。 一ヶ月が経った。 そんな今、思いもかけず聴いた、「アリラン」。 峠を越えていく 都は遠い空の果て これに続く歌詞は、今、重い。 それぞれの国に、それぞれの民族に、心の歌がある。 でも、日本人の心の歌は…

『アメリカン・スキン』

『アメリカン・スキン』 ケン・ブルーウン 鈴木恵 訳 早川文庫 アイルランドのゴールウェイで銀行強盗を犯したスティーブが、アメリカに高飛びして、アメリカ人になりきろうとする話し。 描かれるアイルランド人たちが、とても沁みる。 アイルランドには、何…

『ミレニアム1~3』

『ミレニアム1~3』 スティーグ・ラーソン ヘレンハメル美穂・岩澤雅利 訳 ハヤカワミステリ文庫 とても評判の良い作品なのだけれど、付いていくのが大変だった。 でも、遺されていたシリーズ4の草稿は読んでみたい。 「1~3」は、スティーグ・ラーソンが、…

AZUMI

2022年3月13日(日) 米沢 ARB 配信 AZUMI 始まりのインストの時、AZUMIさんの帽子姿に、「ガード下の靴磨き」を思い出した。 だから、「天王寺」の始まりが『人間の証明』だったのが、とてもいい感じだった。 AZUMIさんが帽子を落とした天王寺の環状線の高…

「ヨーナ・リンナ警部 シリーズ」

「ヨーナ・リンナ警部 シリーズ」 ラーシュ・ケプレル どこかに、「殺人者は、対象者を、自分の物語に取り込む」みたいなことが書いてあった。 作者は、登場人物を自由に動かして、物語を完成させる。 殺人者の物語のテーマは、自分の欲望の充足。 6作目ま…

夜久一

2022年1月12日(水) ひかりのうま 配信 夜久一 初めて見るギターは、もしかして、あの、例のだろうか。 渋いルックス。 夜久さんの服の色と、ギターの色が、いい感じにコーディネイトされていた。 だから、もったいないと思った、ボリューム(?)のつまみ…

「私立探偵ジャック・テイラー シリーズ」

「私立探偵ジャック・テイラー シリーズ」 ケン・ブルーウン ハヤカワミステリ文庫 東野さやか 訳 舞台は、アイルランドのゴールウエイ。 2作目『酔いどれ故郷に帰る』の依頼主は、「ティンカー」。 注には、(アイルランドの漂泊民のこと。いわゆるジプシ…

「エーランド島四部作」

「エーランド島四部作」 ヨハン・テオリン ハヤカワミステリ文庫とハヤカワポケットミステリー 三角和代 訳 『黄昏に眠る秋』 幼い息子が行方不明になって以降荒れていたユリアが、変わっていく。 つかのまユリアは、無駄にしてきた歳月をずしりと胸にのしか…