「あずみの森19 特典映像」

「あずみの森19 特典映像」 2曲目で、突然、思い出した。 高校生のヤスムロさんとAZUMIさん、ヘルスセンターで演奏していた…って、何か聞いたことがあるぞ。 でも、オチが思い出せない。 ヘルスセンターでは、こういう男伊達みたいな歌を演奏していたのかな…

「あずみの森 19」

「あずみの森 19」 2022年2月24日(木)収録。 一ヶ月が経った。 そんな今、思いもかけず聴いた、「アリラン」。 峠を越えていく 都は遠い空の果て これに続く歌詞は、今、重い。 それぞれの国に、それぞれの民族に、心の歌がある。 でも、日本人の心の歌は…

『アメリカン・スキン』

『アメリカン・スキン』 ケン・ブルーウン 鈴木恵 訳 早川文庫 アイルランドのゴールウェイで銀行強盗を犯したスティーブが、アメリカに高飛びして、アメリカ人になりきろうとする話し。 描かれるアイルランド人たちが、とても沁みる。 アイルランドには、何…

『ミレニアム1~3』

『ミレニアム1~3』 スティーグ・ラーソン ヘレンハメル美穂・岩澤雅利 訳 ハヤカワミステリ文庫 とても評判の良い作品なのだけれど、付いていくのが大変だった。 でも、遺されていたシリーズ4の草稿は読んでみたい。 「1~3」は、スティーグ・ラーソンが、…

AZUMI

2022年3月13日(日) 米沢 ARB 配信 AZUMI 始まりのインストの時、AZUMIさんの帽子姿に、「ガード下の靴磨き」を思い出した。 だから、「天王寺」の始まりが『人間の証明』だったのが、とてもいい感じだった。 AZUMIさんが帽子を落とした天王寺の環状線の高…

「ヨーナ・リンナ警部 シリーズ」

「ヨーナ・リンナ警部 シリーズ」 ラーシュ・ケプレル どこかに、「殺人者は、対象者を、自分の物語に取り込む」みたいなことが書いてあった。 作者は、登場人物を自由に動かして、物語を完成させる。 殺人者の物語のテーマは、自分の欲望の充足。 6作目ま…

夜久一

2022年1月12日(水) ひかりのうま 配信 夜久一 初めて見るギターは、もしかして、あの、例のだろうか。 渋いルックス。 夜久さんの服の色と、ギターの色が、いい感じにコーディネイトされていた。 だから、もったいないと思った、ボリューム(?)のつまみ…

「私立探偵ジャック・テイラー シリーズ」

「私立探偵ジャック・テイラー シリーズ」 ケン・ブルーウン ハヤカワミステリ文庫 東野さやか 訳 舞台は、アイルランドのゴールウエイ。 2作目『酔いどれ故郷に帰る』の依頼主は、「ティンカー」。 注には、(アイルランドの漂泊民のこと。いわゆるジプシ…

「エーランド島四部作」

「エーランド島四部作」 ヨハン・テオリン ハヤカワミステリ文庫とハヤカワポケットミステリー 三角和代 訳 『黄昏に眠る秋』 幼い息子が行方不明になって以降荒れていたユリアが、変わっていく。 つかのまユリアは、無駄にしてきた歳月をずしりと胸にのしか…

『許されざる者』

『許されざる者』 レイフ・GW・ペーション 創元推理文庫 久山葉子 訳 第一部のエピグラフ。 「目には目を……」 第二部のエピグラフ。 「目には目を、歯には歯を……」 第三部のエピグラフ。 「目には目を、歯には歯を、手には手を……」 第四部のエピグラフ。 「…

「チビでデブで無能な警察官ベックストレーム・シリーズ」

「チビでデブで無能な警察官ベックストレーム・シリーズ」 レイフ・GW・ペーション 創元推理文庫 久山葉子 訳 『見習い警官殺し』。 犯人が分かった後、一人の女性が自殺する。 一通の封書を受け取ったことが引き金になって。 自殺だけれど、殺人でもあるよ…

「あずみの森17 特典」

「あずみの森17 特典」 ぴょんぴょん跳ねてる人がミチロウさんって、言っていたけれど…。 何回か見直したんだけれど…。 その人ではない人が、ミチロウさんに見えてしまう。 本編に、リクエストをコメントしてみた。 一曲に絞れなくて、3曲挙げてみた。 (取…

「あずみの森 17」

「あずみの森 17」 ガットギターの「キミノキモチ」に、しみじみする。 ショパンのノクターン(だったっけ?)も、聞いてみたかった。 ガットギターの一音一音感も、いいな。 それに比べて、エフェクターを試している時のエレキギターの音、うるさい。 でも…

AZUMI

2021年11月27日(土) 入谷 なってるハウス AZUMI パッチワークのようなインストの後、楽しみにしていた歌の一曲目は、「あとはゆっくり眠るだけ」だった。 やさしい始まり。 「まぼろし」、「水のにおい」、「ここにだけ」、「ヨシロー」に、河(川)を想っ…

「マリア・カッリオ巡査部長~警部 シリーズ」

「マリア・カッリオ巡査部長~警部 シリーズ」 レーナ・レヘトライネン 古市真由美 訳 創元推理文庫 マリアと、同僚のペルッティ・ストレムは、警察学校で同級生だった。 ペルッティの推薦で、同じ署で働くようになった。 けれど、人生は、真逆を行く。 ペル…

夜久一

2021年11月10日(水) 亀有 KIDBOX 夜久一 「ブルー」から始まって「花屋の二階」だった。 空気の振動が細かくて、ギターの残響(?)に、羽毛や触手やムートンが思い浮かんだ。 やっぱり、ライブは配信より現場!と思った。 でも、現場ライブだからというだ…

「あずみの森16 特典」

「あずみの森16 特典」 ワシ、滅茶、楽しそう。 歯見せて、笑ってる。 これは、2018年10月15日(月)、新宿ラバンテリア。 『播州ギター極道大暴れ 新宿死闘篇』。 台風で流れた、翌年10月12日(土)のフライヤーを持っている。 『播州極道vol,2[新宿激闘篇]…

「あずみの森16」

「あずみの森16」 ストレートな感じ。 初めて行った頃のAZUMIさんのライブは、こういう感じだった。 12年前の、ちょうど11月。 その翌日…と思ったけれど、翌週の土曜日に、ニューギニア帰還兵展へ行った。 そして、三橋國民さんの『鳥の詩』という本を読もう…

「フルダ・ヘルマンスドッティル警部 シリーズ」

「フルダ・ヘルマンスドッティル警部 シリーズ」 ラグナル・ヨナソン 吉田薫 訳 小学館文庫 「アリ=ソウル シリーズ」の時系列な最後は、前向きな告白だった。 愛する人に、自分をさらけ出せない理由となっている出来事を伝えよう、という決心。 「フルダ シ…

「警察官アリ=ソウル シリーズ」

「警察官アリ=ソウル シリーズ」 ラグナル・ヨナソン 吉田薫 訳 小学館文庫 簡潔。 ジャン・コクトーの、一筆書きみたいなデッサンを思い出した。 あんな風な、描写。 陰影は無いけれど、無駄なく的確。 登場人物たちが隠した闇が、生々しい。 アリ=ソウルの…

「テオドル・シャッキ検察官 シリーズ」

「テオドル・シャッキ検察官 シリーズ」 ジグムント・ミウォシェフスキ 訳 田口俊樹 小学館文庫 『もつれ』 「ファミリー・コンステレーション・セラピー」のシーンが、不気味。 Constellationは、「星座」のこと。 家族を、星座に見立てている。 グループ・…

「あずみの森15 特典」

「あずみの森15 特典」 「天王寺」を歌っているあべさんの肩の辺り、CD『Last Live』の絵にそっくりだった。 髪型は違うけれど、肩の辺りが。 あべさんのライブを体験したことは無い。 AZUMIさんとのを、いくつか、YouTubeで見たことがあるだけ。 そこでは、…

「あずみの森 15」

「あずみの森 15」 思いがけない「月の沙漠」。 短編「雨垂れ」で、国分さんが、ピアノで雨垂れ弾きした「月の砂漠」。 小説では、途中から、バーの女主人が、ピアノにあわせて歌う。 広い砂漠を ひとすじに ふたりはどこへ ゆくのでしょう おぼろにけぶる …

「コニー・ショーベリ警視 三部作」

「コニー・ショーベリ警視 三部作」 カーリン・イェルハルドセン 訳 木村由利子 創元推理文庫 ショーベリの奥様が、夫に、心理テスト(?)をするところがあった。 「川を渡る女」。 奥様は、登場人物を、「道徳的に悪い」順に並べるように言ったと記憶して…

「オスロ警察殺人捜査課特別班 シリーズ」

「オスロ警察殺人捜査課特別班 シリーズ」 サムエル・ビョクル 訳・中谷友起子 Discover文庫 『アイム・トラベリング・アローン』。 ルーカスが悪魔を見るシーンから、その後のことが好き。 ミアの苦悩の描写が、ちょっとくどい。 『アイム・トラベリング・…

「マルティン・ベック 10部作」

「マルティン・ベック 10部作」 マイ・シューヴァル ペール・ヴァールー 訳 高見浩 角川文庫 『悲しみのイレーヌ』で、『ロゼアンナ』という名前の語感が気になった。 現在、柳沢由美子さんの訳は、5作目まで進んでいる。 どうが、止まってしまいませんよう…

「あずみの森14 特典」

「あずみの森14 特典」 夢は、記憶や経験の断片が繋ぎ合わさったものだという。 幻覚はどうなのだろう。 幻聴は、潜在意識だと思う。

「あずみの森 14」

「あずみの森 14」 AZUMI airplane guitarは、そんな風に誕生したのね。 AZUMIさんとフルヤさんは、赤い糸で結ばれていたみたいなご縁。 そう思ったけど…。 ギターが、AZUMIさんとフルヤさんを引き寄せたな気もしてきた。 前世、AZUMIさんは、兵役についてい…

江古田倶楽部

江古田倶楽部のカウンターには、本が並んでいた。 お客さん側に小口を向けているものも、数冊。 その中に、稲垣足穂の『東京きらきら日記』があった。 その時、昔好きだった、「弥勒」の感覚を思い出した。 それで、読み直し、足穂の本を何冊か新たに読んだ…

「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」

「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」 ピエール・ルメートル著 橘明美訳 文春文庫 間違って、二作目の『その女アレックス』を最初に読んだ。 アレックスが監禁されるところから始まる。 その監禁が怖すぎて、読むのを止めようかと思った。 でも読み進め…